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在宅医療業界に向いているのは・・・?

往診治療と治療院での治療には
大きな違いが2つあります。

先ず、
同じ環境で施術出来る現場は1つも無いと言う事です。

似たようなパターンはあれど、
家の形、間取りや家具などのレイアウトはモチロン、
ベッドの形状・配置、高さ、マット材質や強度等、
全て違います。

ベッドではなく、布団やマットレス、
私の場合は、時にはソファーでの施術もあります。

患者の状態により、施術する体位も、
側臥位や座位で行う事があります。

オールラウンドで対応出来る技術や経験が必要になります。


そしてもう1つは、
患者を待つのではなく、
自分が患者の待つ場所へ向かうと言う事です。

自分のホームグラウンドで万全な体制で臨むのではなく、
必要最低限な装備を調え、
患者の家に自ら訪問する訳なので、
少なくとも私は初めての訪問は勇気が要りました。

その中でも何より重要なのは患者の表向きな部分だけでなく
居住環境やご家族との関係、
自分以外の介護ヘルパーや医療機関、
デイサービス等の連携状況等、
患者本人や、患者に関わる方々に対し
より深く広い関係作りが必要である事です。


なので、
より幅広い視野で
様々な経験をしてみたい方や、
チームワークを発揮して
患者のトータルケアをしていきたい方、
自分の家族であるかのように
深く患者に関わっていきたい方等には
在宅医療業界は向いているかと思います。
 
どのように働いて行きたいか、
どのような職場が向いているのか、
改めて見つめ直してみて下さい。
 
ヒオキゴーゴーシンキュー 日置