在宅の仕事をしていると、リハビリの大切さがよく分かります。
一番よく分かるのは、私たちが在宅に入ってから1~3ヶ月の間です。このリハビリを開始始めの数ヶ月は、患者様の状態が驚くほど良くなる方が多いからです。
筋肉や関節が柔らかくなることは当然のことながら、寝たきりの方が座れるようになったり、長年の褥瘡が治っていったりします。
今までで一番驚いたのは4ヶ月ほどで寝たきりの患者様が歩けるまでになったことです。この時には施術にうかがう度にできることがどんどん増えてきて、座位、立位、歩行訓練の各ステップがあっという間にできるようになっていきました。
これは、我々の施術の成果というよりも、元々患者様ができる能力があったのに、リハビリを行ってこなかったから周りの家族もやれないと思いこんでいただけなのです。
多くの方がリハビリを望むように受けられてはいませんが、我々もたくさんの方に対応できるように日々頑張っております。
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